今回は卑弥呼(ひみこ)について解説します。
今から1800年前に日本で初めて女王になった卑弥呼ってどんな人物?
1.邪馬台国の女王
2.占いと魏との外交
3.邪馬台国について
1.邪馬台国の女王
時は流れて弥生時代に入り残った国は30ぐらいになっていました。そこでも王座をめぐる戦いは続いていましたが長年の争いで全員が疲弊していて『この状況を誰かまとめてくれ』と思っていました。これをまとめたのが卑弥呼です。それぞれの国の王が集まって話し合いによって卑弥呼が選ばれました。日本で初めての王になりその後は平和になっていきました。
2.占いと魏との外交
さらに卑弥呼は外国の力を利用していました。239年中国大陸には魏という国がありました。有名な三国時代の魏です。卑弥呼は魏に数回にわたり使者を送り貢ぎ物を渡していました。そして魏からは金、刀、銅鏡などが送られてきました。その中でも銅鏡は珍しい物で日本にはありませんでした。卑弥呼は国民の前で銅鏡に太陽の光を反射させてあたかも魔法が使えるかの様に演出していました。
そして親魏倭王という称号を魏の王からもらいました。倭は当時の日本のことで『卑弥呼こそが日本の王だ』と魏の王に認めさせました。これにより日本全土をまとめて女王になりました。
3.邪馬台国について
当時の邪馬台国の人々には大きな身分の差がありました。食べ物は米や麦、豆や果物、肉や魚、お酒もありました。さらには納税の制度もありました。
これで卑弥呼について覚えておくべき事、3つを終わります。
そのほかにも沢山の出来事や人物が関わっていますので興味のある方は調べて見てください。
以上、参考になれば嬉しいです。
ありがとうございました。