息抜き 経済

日本のバブル時代について簡単に知りたい方、必見!!

今回はバブルについて解説します。

・バブルとは?
・当時の日本人の生活はどんな感じだった?

なぜバブルになったのか?

1980年代にアメリカの貿易収支が赤字になった事が背景にある。当時、ドルの価値がとても高かったのでアメリカ製品が高価だった。それに対して円は円安(1ドル=240円)だったのでアメリカに日本の製品を輸出した場合は『安い上に品質も最高』と言う事で大人気だった。なので日本は国内で生産した製品を輸出して沢山儲けていた。だからアメリカ国内の製造業の人々は『俺たちの製品が売れないのは日本や海外の製品が入ってくるからだ』と思っていた。『早く貿易赤字を解消しろ』と言う声が高まりデモが起こるようになるまでに景気が悪くなった。

そこでアメリカはまわりの国に対して協力を要請し、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、日本の先進5カ国が集まった。そしてドルを安くしていこうと言う事で話をまとめた。これが有名なプラザ合意である。これによってドルの価値を下げる事は分かっていたが、日本の想像以上にドル安円高になった。1ドル=240円から2年程で1ドル=140円になった。これによりアメリカの景気は良くなったが日本は悪影響を受けた。日本で製品を作ってアメリカに売ろうとしてもアメリカからみればドル安円高の影響で急に日本製品が高くなった感じがして売れなくなった。これを機に日本は低成長時代に入る。

そこで海外で売れないなら日本国内で経済を盛り上げようとして金利の引き下げが行なわれた。『金利を下げるからみんなお金を借りてね』と言う政策をしたが低成長時代に入っていたので、お金を積極的に借りたいと言う人や企業があまりいなかった。行き場を失ったお金が沢山あって、そんな時にお金が流れた所が土地と株だった。当時は土地神話が信じられていて土地を買えば必ず価格が上がると言われていた。しかも銀行はどんどんお金を貸してくれるのでみんなが土地を買うようになった。土地を買えば値上がりするから、とりあえず買っておく、その土地を担保にお金を借りれるのでまた土地を買う。このように実態に関係無く価格が上がる状態、価格が上がるから買う、だからまた価格が上がると言うループ状態になった。これがまさにバブルの正体。

バブルで日本はどんな状態になったか?

みんなが一斉に土地を買うので不動産の価格はどんどん上昇した。その結果、東京23区とアメリカ全土の土地の価格が同じになったと言われていた。またバブル時代には、億ションと言われる1億円以上の高級マンションが飛ぶように売れていた。リゾート開発も進み国内だけでなく海外の不動産や絵画なども沢山買収していた。アメリカからもジャパンマネーと言われる購買力で恐れられていた。

もちろん株価も絶好調で日経平均株価は1989年(平成元年)12月29日、その年最後の取引日である「大納会」の日に取引時間中の最高値3万8,957円、終値で史上最高値38,915円をつけた。この時はみんなが日経平均は50,000円をも突破するぞと信じて疑わなかった。

さらに一般市民にもかなりの恩恵があった。学生は就活をしているだけで会社から交通費やお礼と言う名目で現金が貰えたり、他の会社に行かないように高級レストランで接待を受けたりしていた。内定してからも研修と言う名目で海外旅行にいけた。会社に入ってからも経費はゆるゆるでタクシーも乗り放題。道端ではタクシーを捕まえられないので1万円札を振ってタクシーを止めたり、それでも止まらない時は窓から札束をねじ込んで止めていたと言う、嘘か本当か分からないような話まであった。さらに移動にヘリコプターを使ったり、今は有るか無いか分からないボーナスも2ヶ月に1度は出ていたと言う信じられない話まである。

ちなみにクリスマスに高級ホテルのレストランで食事をしてプレゼントを渡すと言う文化もこの頃に出来たと言われている。バブル時代には、同じものだと価格が高い方を選ぶと言う価値観も広まった。安い物や地味な物は売れなくなると言う凄く不思議な時代だった。バブル時代は1986年〜1991年の5年間程度なのでけっこう短い期間ではあった。バブル期の象徴としてTV等に出てくるジュリアナ東京(1991年5月15日〜1994年8月31日)はバブル期の産物では無く、崩壊直後の余韻の一旦だった。

なぜ景気絶好調の時にバブルは崩壊したのか?

その大きな理由は規制と引き締めだった。影響が大きかったのがBIS規制(銀行の自己資本と貸し出し金額の比率を規制するもの)。簡単に言うと『それだけしかお金を持ってないのに、そんなに貸し出したらダメですよ』と言う事。これを国際決済銀行(BIS)が言い出した。しかもこのルールは当時の日本の銀行がちょうど引っかかるように作られていた。なので銀行は規制に引っかからないように貸し出していた資金を早急に回収しないといけなくなった。

また大蔵省(現在は財務省と金融庁)は、銀行へ総量規制を通達した。これは不動産への融資はやめて下さいと言うものだった。これにより土地が自由に買えなくなるので、買う人がいなくなるのでは?とみんなが一斉に思ったので土地を売りさばこうと必死になり土地の買い手がいなくなって価格が一気に暴落した。さらに金利を引き上げて経済の引き締めも行われた。銀行はとにかくお金を貸しまっくていたが急に金利が上がりますと言い出した。それではお金を借りれなくなる上に返済も出来ずに破産するケースが多発した。さらに地価税を設定して土地を持っている人から税金を徴収するようになった。

とても厳しい規制と引き締めの影響で経済は冷え込んでいった。そして銀行の貸し渋りや貸し剝がしによって多くの人や企業が破産倒産した。これらを元にして株価も不動産価格も実態経済も崩壊していった。このことから、日本のバブルは大きくなったものが自然に弾けたと思われがちだが、最初に規制をつくった人がいて、それを日本が受け入れざるをえない事情があった事が分かる。つまりバブルは弾けるようにしむけられていたと考える事も出来る。

バブルが弾けて土地や株の値段は急落した。銀行も慌てて回収しようとしたが企業側も返せる手立てが無く倒産し、貸した側もあおりを受けて経営破綻することになった。大手企業も採用を取りやめるようになり、この頃からフリーターやニートという言葉も出てきて社会問題になった。このバブルが弾けてから今日までの期間を、失われた20年、失われた30年と言われている。

2年ほど前にも、実態とは無関係に価格が上がる状態、価格が上がるから買う、だからまた価格が上がると言うループ状態が起こりました。
痛い目にあった人もいるのではないでしょうか?そう暗号通貨(仮想通貨)バブルです。
『リップルは1,000円を突破するぞ〜』って言ってたな〜。懐かしい。

わたくしも『少しでもいいからバブル時代とジュリアナ東京を味わってみたかったな〜』と思ってます。(当時は小・中学生でした)
これからもしっかりと世界の経済について勉強をしていこうと思います。

これでバブルについての解説を終わります。
興味のある方は、いろいろと調べてみて下さい。

以上参考になれば嬉しいです。
ありがとうございました。

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